心も体も生き生き元気に 

日々の出来事の中から、心と体が元気になるような記事を書いていきます

沙沙貴神社 賀茂神社 ろうばいの香り

午前中の花見を終えて、近江へ向かいました

途中、滋賀県東近江の池田牧場で昼食

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田舎定食という名のとおり、素朴な定食です

この素朴さがとても好きです

ご飯が美味しいです。お味噌汁が具沢山で家庭の味を感じます

おかずも一品一品が丁寧で、素材の味を感じることができます

普段は、小食なのですが、こちらでは、ご飯をおかわりしてしまいます

美味しくて、たくさん食べたくなるのです

お店の人達も感じがよくて、大好きです。

 

皆さんの人柄なのだと思いますが

いつからか、猫が居座っています

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始めて見たときは、餌を貰うくらいでしたが

ダンボールの家が与えられ

ダンボールから、ちゃんとしたお家に変わり

寝る場所も、どんどん快適になっています

この日も、気持ちよさそうに寝ていました

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こちらでは、とびたくんも可愛いです

 

昼食後、蝋梅を見ることもかねて、沙沙貴神社へ向かいました

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大きく立派な門構えです。入ることをためらうような雰囲気のある門

この門をくぐりますと、やさしい雰囲気に変わりました

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参拝を済ませた後、蝋梅を見に向かいました

 

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横を通りましたら、蝋梅のよい香りが、スゥーと鼻に来ました

目で見て楽しむだけではなく、感覚をフルに活動させて

春のひと時を思い切り吸収してみます。

天気がよく、太陽もよく、蝋梅が金色に光って見えました

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また、神社の奥の林も立派で、すっと伸びた大木に感動します

素晴らしい雰囲気を感じさせていただき

このあとは、近くにある賀茂神社へ向かいました

 

賀茂神社です。ご神木が、堂々とした佇まいです

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こちらの神社も、素晴らしい雰囲気があり、年に何度も訪れています

ご神木と、拝殿の奥には、林があり

林の中も、とても気持ちの良い神社です

 

訪れる時間によって、光の具合によって、見せていただける景色の違い

何度訪れても、その時々に、違ったよさがあります

この日は、太陽の光がご神木と拝殿を照らし美しい光景でした

 

梅の木々、蝋梅の木々、神社の林、ご神木

自然のすべては、ある意味では、つながっています

自然の中で暮らす人間もまた、つながった存在です

梅や、木々だけでなく、草や、小さな花々も

 

神社の境内に立ち、この場所と、ここに立つ私とを一体と感じてみます

全てがつながっていて、全てのエネルギーが循環していると

木々を流れるエネルギーが、私の体の中も通っていくのです

私の体を通ったエネルギーは、地面を通っていく

地面から木々や私へ

空から木々や私へ

そんな風に感じていますと、本当にそうなのではないかと思えてきます

 

梅や蝋梅の花見、神社への参拝

それぞれの場所で、自然と一体の自分を感じる

素晴らしい休日を過ごすことができました

ありがたいことです

 

 

 

 

 

 

いなべ梅林公園 梅祭り

この季節になりますと、気になる場所

いなべの梅林公園

2月の終わり頃から、ホームページを確認し始めます

3月に入り、満開予想は、10日ごろとなっていました

ところが、寒さが戻り予想外れて行き

私達が出かけた11日は、5分咲きでした

実際に梅を見ますと、もう少し少ないように感じましたが

 

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満開にぴったりと、花見ができる年もありますが

年によっては、ピークを過ぎたところになることもあります

ピークを過ぎ、元気をなくしつつある花々を見るときは

今年の梅の季節も終わりかと、少し寂しくなりますが

 

つぼみが多いときには、これから更に華やかになるのだろうと予想し

ワクワクします。

来週には、満開だろうか、いつごろまで見頃だろうかなどと考えたりします

まだ花を咲かせてはいない木々も

多くのつぼみをつけて、枝が、ピンクに見えたり、白に見えたりしています

 

寒い日々が続いたことで、置くに見えている山脈の雪も綺麗です

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広々とした梅の広場と、雪をかぶった山々の景色、良いものです

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こちらの梅林公園は、色々な色、種類、しだれもあって、とても楽しめます

高台から見下ろすように公園を見ることも出来て大好きです

 

まだ満開とはいかないこの時期の梅に

やがて来る満開のときを想い

すぐそこまで来ている春、真っ盛りを想い

確実に暖かくなっている喜びを感じ

寒さに、肩をすくめていた日々からの開放を思います

 

来週は何処へ花見に出かけよう

春の花々を求め、外へと出かける休日が楽しみです

梅が咲き、桜が咲き、新緑の季節へと

楽しみは、次から次へと出てきます

 

春を、目で楽しみ、香りを感じ、あたたかさを感じ

私自身の体も、活性化していくような感じです

 

さあ、暖かい日々を前に

新しいこと、始めてみたくもなります

私の体を元気にしてくれ、心を元気にしてくれる

花々に感謝です

 

 

椿大神社にて

梅祭りのあと、三重県鈴鹿市椿大神社に向かいました

 

時間ができると、つい神社仏閣に足が向きます

神社の持つ空気感に触れたくなるのです

神様を感じるような、日常とは違った何かを感じます

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この日は、交通安全祈願に、多くの車が並んでいました

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天気が不安定でしたが、拝殿に着きますと晴れ間が見えました

嬉しくなり、しばらく空を眺めながら

椿大神社の空気感を全身で感じておりました

 

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何度、参拝に伺いましても、こちらでしか味わえない感覚があります

 

拝殿の近くには、椿も花をつけていました

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午前中の、梅に続きまして、こちらでも、お花を見ることが出来ました

ありがたいことです

 

色々な神社仏閣に参拝に伺いますが

尋ねる所々によって、感じるものが違うことも楽しみの一つです

また、同じ場所であっても季節や、その時々によって

感じ方が違うのも不思議であり、楽しみでもあります

 

 

 

農業センター梅祭り

愛知県名古屋市農業センターへ梅を楽しみに行きました

平日にもかかわらず、多くの人が楽しんでいらっしゃいました

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カメラを手にした方

団体でいらっしゃっている方

ご夫婦

大学生くらいの方もよく見かけました

 

どうしても目がいくのは、小さなお子さんを連れている方です

歩き始めたばかりなのでしょう、転んでは、転んでは、また歩く小さな子

何かを見つけたのか、突然走り出す子

澄んだ瞳には何が映っているのでしょうか

きっと梅の花以外の物も、写っているのだと思います

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毎年のように、この時期は梅を見に出かけるのですが

今年は、目で見るだけでなく、感じてみようと思っていました

そう思って歩いていますと、昨年までには感じなかったことも感じます

 

満開の梅の中を歩いていくと、梅の香りを感じることができました

昨年まで匂いに気づいていなかったと思います

梅の幹が、どの木も曲がって伸びていることに気付きます

これまで、花を見ているだけで、幹や枝、梅の木全体を眺めてはいなかったようです

梅園の脇に、竹やぶがあり、その竹やぶの美しさに気付きます

竹やぶの存在は知っていても、目が行くことはありませんでした

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花を愛でている方たちの笑顔に気付きますし

花に囲まれ、リフレッシュしていく自分を感じます

青空、太陽の光のありがたさが今まで以上に感じられます

それは、この日の天気が不安定で

朝は、曇りの時間も多く、昼食を食べていますと突然の雨

その後、からりと晴れてきまして、

その晴れた中、梅の花が一段と美しさを増して見えたのです

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写真では、伝わりにくいのですが、

きらきらと光って見えました

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センター内には、お祭りの期間、多くのお店が出ています

和菓子を売る店、お弁当、たこ焼き焼きそば・・・・・

石焼芋のお店には、行列ができていました

芋の焼ける匂いが、漂っていて、その匂いにも惹かれてしまいます

その中で、私達が昼食に選んだのは

とっても感じの良い応対をされていた、ホットドッグ屋さん

とても気持ちよく買い物ができましたし、味もとても美味しくいただきました

 

梅の花たちに癒され、春を感じさせていただき

その香りもいただき

子供たちのはしゃぐ声に楽しませていただき

気持ちよい昼食をいただき

 

目で、鼻で、耳で、舌でも、喜びを感じさせてもらいました

今年は、更に体全体で、梅を楽しむことができました

毎年美しい光景をつくり上げてくださっている

関係者様に感謝です

 

農業センター内には、鳥や、羊や、牛などが飼育されています

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じゃれ合っているのでしょうか

可愛い牛たちでした

春を待つ草花を見て

朝の散歩道には、桜並木があります

桜並木の下には、日々青々としてくる草たち

つくしも見ることが出来るようになってきました

名前は分かりませんが、小さな花も咲き始めました

 

桜のつぼみは、まだ小さく硬く

今は、一ヶ月もしないうちに花が咲くとはとても思えません

それでも、各地で梅祭りが行われ

美しい光景が広がっているようです

 

桜並木を歩いていますと

これからの日々、日ごとに変化するつぼみを見ることになります

桜の木の下に生えている、雑草の生長に驚きます

やがて、桜は花を咲かせ、散り、新しい葉が育ち・・・

一年の間に、さまざまな表情を見せてくれます

 

植物たちも、人間も、地球上に暮らす自然の一部

小さかった頃には、私自身も、一年の間には変化がありました

生まれたばかりの赤ちゃんならなおさらです

生まれて、一年の間には

首がすわり、ハイハイをして、歩き出す子もいます

ミルクから離乳食と、食べるものも変わって行きます

 

今では、外見上でいいますと、一年間の変化は、ほとんどありません

しかし、今もなお、植物のように私達の体の中では変化があるはずです

細かく言えば、死に行く細胞があり生まれる細胞があり

 

一年前を振り返りますと

随分、考えていること、やろうとしていることに変化がありました

当然、変わらないことも多くありますが・・・

 

一年を通して、変化していく桜

人も、一年で結構変化しているなぁ

などと思ってみます

 

青々としてきた草たち

昨日まで気がつかなかったつくしたち

今日は、朝からすっきり晴れ渡っていました

思わず私も背伸びをして、両手を天に向かってあげてみました

背が伸びることはありませんが

訪れる春に向かって、成長したいと思います

 

年をとっても、心は成長を続けることができます

より魂に近づきたいと思います

私は、何らかの役割を持って生まれている

魂に刻まれた、今生の意味がある

 

余分な思い込みや価値観を減らし

自然の一員として、溶け込みたい

自然に溶け込むことができる時、私の存在意味が分かるかもしれない

春に花を咲かせる、花たちのように

開いた心になりたいものだと

あらためて思う朝でした

 

聞くこと 話すこと

人の話は、聞く人によって、また、聞く人の心持によって

心に染み入るほど入っていったり

右から左へと流れていったりするものです

先日もあらためてそう感じました

 

お話をされる方のことが好き、または、興味があると

その人の口から発せられる言葉の一つ一つを聞き逃したくはありません

反対に、まったく興味のない方の口から出る言葉ですと

右から左へと流れて行ってしまう事があります。

 

それは、私自身がその方を、どう思っているかということでもありますし

数人が集まれば、同じ話を聞いても、それぞれが、受け取り方が違うということです

 

私自身、人に対して、好き嫌いがありますし、先入観を持つこともあります

それは、私の価値観からきているものだと思います

私の価値観

価値観などという言葉を使うと、それらしいのですが

要は、思い込みなのでしょう

 

先日、お坊様からいただいたお話の中にもありました

怨憎会苦

しかし、その人は、私を広げてくれる人かもしれません

私の考え方を、視野を・・・・

 

私が聞き手ではなく、話し手だとしたら

どんなに、良かれと思ってお話させていただいたとしても

私の発する何か、言葉使い、態度・・・・

によって、人は、聞き入れてもくれないかもしれません

 

だからこそ、私は、私を見つめなければならないのでしょう

不信感や、嫌悪感を与えるような態度ではないか

先入観で、人を判断してはいないだろうか

少しばかり、話の始め方に、嫌な思いを感じたからといって

自分の思考によって、その方の話に、心を閉じてしまっていないだろうか

 

全てのことは、起こるべくして起きている

出合う全ての人と、会う運命だからあっている

全ては、チャンスであり、与えられたものであるとするのなら

もっと違う態度になれたはず

もっと色々な話を、受け入れることができたはず

 

私の思考、反応、それらは、左脳の働きから来るものだと思います

左脳の思考、分析ジャッジを少し黙らせてみることも良いかもしれません

 

せっかくの出会いを、無駄にしないように

せっかくの言葉を無駄にしないように

心を無に、とまではいかないにしても

批判、分析、ジャッジには、少し黙ってもらって

素直に聞くことができるようになりたいと思いました

 

比叡山延暦寺 元三大師堂(四季講堂)など

前回に続きまして、比叡山延暦寺です

東塔エリアから西塔へ向かいました

 

西塔では、常行堂・法華堂(にない堂)を通り

釈迦堂に参拝です

時間があれば、凛とした静かな空気感漂う浄土院もお勧めです

西塔エリアをあとに横川へ向かいます

 

私にとっては特別な場所、元三大師堂(四季講堂)に向かいます

こちらの空気感といいましょうか、佇まいが好きです

この日は、雪が多く残っておりました

 

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門を入り、お堂へ向かいます

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いつも静かな場所が、更に静かに感じます

小さなお堂ではありますが、大好きな場所です

 

この日は、3日

元三大師様が、お亡くなりになった3日と言うことで

午前中は、法要があり多くの参拝者がいらっしゃったようです

私が、参拝に訪れましたのは午後でしたので

いつもの静かなお堂でした

最後に横川中堂を参拝した頃には、閉山時間ぎりぎりになっておりました

 

今回の延暦寺において、聞かせて頂いた話を紹介したいと思います

 

四苦八苦について

四苦とは

生まれること、

老・年をとっていくこと、

病・やがては病気などになること

死・死が訪れること

八苦

愛別離苦・出会いには、やがて別れがあること

怨憎会苦・好きではない人とも会わなくてはならないこと

求不得苦・求めても得られないものがあること

五蘊盛苦・心、体も自分の思うようにならないこと

これらは、分かっていることでも

 

出会いには別れがあるからこそ、出会いを大切にしましょう

好きではない人かもしれませんが、その方が自分を広げてくれるかもしれないこと

求めても得られないかもしれませんが、求めていけば、現状今より下がることはない

 私にとっては、ありがたい解釈を教えていただきました

 

また、

お坊様

私からすると、職業(仕事の一種)のような感じですが

生き方ですとおっしゃっていました

 

人々が、手を合わせて拝む姿その美しさ

その人々は、何を拝んでいるのか。そこに何があるのか

仏教、お釈迦様の探求

悟りを求める毎日、修行すれどもたどり着かない領域

だからこそ求め修行する生き方

話をされる、そのお姿に美しささえ感じました

 

毎日が修行、私のような延暦寺を尋ね来るものに対し

仏教の教えに従って、説法することも修行なのでしょう

この比叡山という山の中に身を置くこと、身を置くことができていること

それも、仏教に集中できている要因であるともおっしゃっていました

比叡山に上がると、何かしらの特別な空気を感じるわけですが

お坊様方も、この空気の中に特別なものを感じておられるのでしょう

 

とても有意義な一日でした