心も体も生き生き元気に 

日々の出来事の中から、心と体が元気になるような記事を書いていきます

浄瑠璃寺 九体阿弥陀如来像から感じること

障子の扉を開け、本堂の中へ進みます

先ずは、四天王像

持国天と、増長天像がいらっしゃいます

残り二体は、東京と、京都の博物館にあるそうです

 

そして、九体阿弥陀如来像が、横一列に座っていらっしゃいます

入り口近くの阿弥陀様から順に一体一体参拝させていただきます

お一人お一人、表情が違います

その前に立った私

感じることも一体一体の前で違うように思います

 

そして、二体、三体、と進んだ頃でしょうか

涙が出るような感情が起きました

実際にその場で涙を流すわけではありませんが、

こみ上げる思いがあるのです

何と表現すれば良いのか

優しさに触れた、愛情に触れたときの

こみ上げる喜びの涙という感じでしょうか

 

清浄さ、大きな懐の深さ、静けさ

誰一人として取り残さない

全ての人を救う慈悲という感じでしょうか

安心せよと包み込んでくださるような

感動を覚えました

 

九体の仏様が皆違うのは

全ての人々に対応するためではないだろうか

私が、ある仏様の前で感じたことを

他の誰かは、他の仏様に感じるのではないだろうか

九体あれば、誰もに想いが伝わると言いますか

それぞれの人間に合わせて、誰にも対応するように

阿弥陀様は、表情を変えて対応してくださるのではないか

全ての人を救ってくださるのではないかと思いました

 

とても温かな気持ちになりました

堂内には、子安地蔵菩薩像が優しくいらっしゃって

出口付近には、不動明王三尊像と

見所一杯、感動一杯の堂内でした

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彼岸から、此岸を眺めてみました

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此岸と、彼岸の間の池

美しく静寂が包んでいます

 

お寺を後にする頃には昼食の時間

この雰囲気に触れていたいという思いがあり

すぐ横の浄瑠璃寺門前 あ志び乃店さんへ

緑に包まれた場所で、昼食

 

お店の奥さん、ご主人とお話をしながらの昼食は

とても楽しいものとなりました

色々お話させてもらって、ありがとうございました

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ごちそうさまでした

 

 

浄瑠璃寺へのご縁

次の連休は、どこへ出かけよう

せっかくの連休なので、一泊でも

頭に浮かんだのは、奈良市

奈良市へ向かうのであれば、近くの浄瑠璃寺

そんな連想をしていまして

なんとなく浄瑠璃寺を検索してみました

 

毎月8日は、三重塔が開扉されるとありました

私の次の連休は8日、9日です

しかも奈良に向かうのは8日

道順からしても丁度良いのです

また、7月頃からは、阿弥陀如来像の修理が始まるそうで

9体阿弥陀如来像全てが揃っているのは残りわずか

これは、ご縁と思いまして、奈良市に決定

8日の始めは、浄瑠璃寺となりました

 

浄瑠璃寺の名前と、9体阿弥陀像のことは知っていても

参拝は、今回が初めてでした

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とても趣のある参道を通り、いざ境内へ

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三重塔の開扉は、晴天時のみとありました

天気予報では、雨の予報も出ていまして

心配しておりましたが、開いていました

 

三重塔の堂内は、とても暗くて

うっすらと金箔が輝いている様子は分りますが

薬師如来像の全貌を見ることは出来ません

しかし、そのうっすらとそこにいらっしゃる姿が

ひっそりと見守っていらっしゃるようで

じつに良いものだと思いました

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三重塔と、本堂の間には池がありまして

三重塔側からは、池を挟んで彼岸(浄土世界)を

見ているような感じでしょうか

池の周りをぐるりと巡って

本堂側へ移動してみる事にしました

 

池の周りはとても静かで、木々が美しく

もみじの葉は、池の湖面まで垂れ下がり

秋の紅葉の季節には素晴らしい景色になるのではないでしょうか

そんなことを思いながら廻っていきます

 

すると、どうにも気になる場所がありました

石の基礎だけが置かれていますので、

昔は、何かの建物があったと思われます

綱が貼ってありまして、中へ入ることは出来なくなっている場所

なんとなく惹きつけられる場所です

とりあえず手を合わせて、本堂へと向かいました

 

拝観料を払う受付の場所で、気になった場所について聞いてみますと

明治頃までは、神社があった場所だそうです

今現在のパンフレットには、鎮守跡となっています

なるほど気になったはずです

その場所では、多くの人々が祈りを捧げていたはずですから

 

いよいよ本堂内に入りまして

9体阿弥陀如来像と対面です

写真や、映像では見たことがありましたが

実物は初めてです

9対の阿弥陀如来を目の前にして何を感じるのでしょう

 

 

ナゴヤドーム、野球観戦

ナゴヤドームのチケットをいただきまして

久しぶりに野球観戦へ出かけました

 

晩御飯用におにぎりを握りまして

駐車場を予約し、車で向かいます

無事に車を止めドームへ

なんとか試合開始に間に合いました

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試合開始前の客席は、まばら

中日の応援席にも空席が目立ちます

そんな中、対戦相手のロッテの応援席は

皆さん黒色で統一され、空席などない状態です

 

開始早々から、大きな声援が響きます

体育会の乗りと言うのでしょうか

統制が取れていて、しかも大きな声です

試合開始前から集合されていて

声援のまとまりも取れていて

びっくりしました

中日側の応援よりも目立っていまして

声だけですと、どちらのホームゲームか分らないほどです

 

更に、ランナーが出塁すると

ジャンプをしながらの応援になり

声援もボリュームが上がります

楽しそうに見えてきました

 

0-1という僅差の試合ではありましたが

ファールボールであっても、ボールが飛ぶだけで楽しくて

木のバットにボールが当たる音も気持ちよくて

点数は入らなくともとても楽しんでいました

 

また、僅差のゲームなので

登場するピッチャーのスピードが速く

投球練習を見ているだけでも

楽しめました

 

ストレートと変化球のスピードの差

ストレートでは、ボールがホップするように見えますし

変化球では、曲がる様がよく見えました

 

途中休場内を盛り上げる余興もあって

あっという間に時間は過ぎて行きました

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この日のドアラのバック転は失敗でしたが

それはそれで可愛くて良いものでした

 

久しぶりに、石山寺へ。原点へ

何年ぶりになるでしょう

久しぶりに石山寺を参拝しました

 

一緒に出かけた妻が

ここからお寺めぐりが始まったね

と言います

確かにそうだったかもしれません

十数年前の家族旅行で訪れた石山寺

その時のことが思い出されます

 

このお寺の境内で、私の心が変化していくことを感じたこと

些細な小さなことを気にして、旅行を楽しめない

そんな心が、スーッと流れていったことを

それから神社仏閣に何かを感じに出掛けるようになったのです

懐かしいことを思い出しました

 

久しぶりに訪ねますとお寺の前にあるお店も変わっていまして

叶匠寿庵が出店しています

お昼ごはんを食べていなかったので

少し腹ごしらえをしました

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石餅というお餅です

白と緑のお餅の上に餡がたっぷり

緑は、ヨモギの味。香りがよいです

食べ応えのあるお餅を頂いて、いざ参拝へ

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東大門は、昔のままのように感じます

懐かしさが、こみあげます

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門をくぐりますと

ああ、こうだったなぁ、と

当時のことが思い出されてきます

かわらず美しいです

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くぐり岩です

胎内くぐりですね

新しい私に生まれ変わると信じて、くぐります

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石段を登っていきますと硅灰石と、多宝塔が見えてきます

取り囲むような木々の緑の中

美しい姿、力強い岩たちが迎えてくれます

この場所には、お堂も立ち並んでいまして

全てにご挨拶と参拝をしまして本堂へ向かいます

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本堂の中へ進み参拝しておりますと

自分の中へと意識が向かいます

自己探求へと向かっていくような感覚です

 

自分を振り返る。

自分を観察する

自分の今を、これからを思います

 

お堂の中の雰囲気がそうさせるのでしょうか

不動明王様や如意輪観音様が、そうさせるのでしょうか

意識が、自分の中へと向かって行きます

自分の見ながら、更に境内を進みます

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やがて、日は傾き

西日が木々を照らしまして照らされた木々の葉が美しく輝きます

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気付けば、閉山時間が迫っていました

お堂では、一日の片付けが始まっています

 

石山寺で感じた自分の意識の変化、心の変化

それらを感じながらお寺を後にします

 

石山寺の美しさと、先程参拝した建部大社の美しさ

それぞれ美しいのですが

その美しさは別のものです

私に伝わる感覚、心におきること

それらも別のものです

 

お寺が持つもの、神社が持つものの違い

仏様、神様の違いと言うことでしょうか

私は、自分を見つめながら

同時に、広い世界を感じながら

内なる世界、外なる世界を行ったり来たり

自己を探求しながら

広い大きな世界へ行くようです

 

楽しい時間は、あっという間に過ぎて行きました

ありがとうございました

 

 

 

 

 

建部大社 美しく、やさしい空気

滋賀県 近江一宮、建部大社へ

始めての参拝に出かけてきました

滋賀県の神社仏閣へは、よく出かけていましたが

建部大社の名前すら知らずにいました

 

車を参道横にあるゆったりした駐車場に停めて

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参道を歩いていきます

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いざ、神門をくぐります

神門を入りますとすぐに、御神木であります三本杉

拝殿がありました

 

とても美しい境内です。敷き詰められています玉砂利には

全て線が引かれていて、枯山水の庭のようです

美しいと感じたのは、綺麗に線が付けられた玉砂利だけではありません

この境内に流れる空気感。清らかです

耳には、奇麗な音が聞こえてきます

何の音なのか分りませんが、癒されます

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先ずは、拝殿にて、ご挨拶。参拝です

続きまして、本殿・権殿へ進み参拝です

 

本殿・権殿前に立ちますと一層、雰囲気が変わってきます

美しい空気が私に流れ込んでくるような感覚です

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境内の中には、このような”お庭”のような場所が

何箇所も作ってありました。

また、池もあり、見所もたくさんです

 

境内の神社全てを廻っておりますと

だんだん自分の心が落ち着いて行くことに気付きます

玉砂利が敷き詰められている上を歩く事で

境内の美しい空気を多く吸うことで

各神社の前で手を合わすことで

自然と、身体も、心も変わって行きます

 

とっても穏やかで、やさしい雰囲気の境内です

やさしく包まれている気持ちがします

美しく清らかになっていくような感覚です

 

建部大社の神様が持つ大きな愛を感じます

それは、とてもやさしく、清らかな思いです

過ぎていく時間を忘れさせてくれます

ずっとこの場所に身を置いて居たくなるような

 

つい、お昼ご飯のことを忘れてしまいました

昼前に到着し、気付けば2時近く

お腹が空いた事さえ忘れさせてくれる

素晴らしい場所です

 

境内には、御神水(湧き水)があり

私達も、頂いてきました

とても美味しい水でした

その近くに、水琴窟がありまして

耳を澄ましますと、清らかな音が響いてきました

この場所にぴったりの調べです

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真っ青に晴れ渡った空

神の森の木々

美しく整備された境内

素晴らしい場所へご縁を頂いたことに感謝です

 

神様の愛・慈悲に包まれた素晴らしい時間でした

そうした思いを伝えてきてくださる大きさ

清らかな、そして、美しい空気が流れる、この神社が

とっても好きになりました

 

ありがとうございました

洲原神社 静なる美しさを感じる

阿弥陀ヶ滝、白山中居神社からの帰り道

美濃市、洲原神社に立ち寄りました

 

目に飛び込んできましたのは

横を流れる長良川と、神岩です

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この日は、先ほどまで滝にいましたので

この風景が、静なる風景として飛び込んできました

美しい

写真では、伝わらないのが残念です

実際にこの場所に立ちますととても美しいです

 

滝の荒々しさ、

滝から流れていく川の荒々しい流れ

それらもとても美しいものですが

この流れのない(少ない)穏やかさ

これもまた美しいものです

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静かな穏やかな空気の中、ゆっくり参拝させていただきました

 

白山中居神社を参拝してきました

阿弥陀ヶ滝を後にした後

白山中居神社へ立ち寄ってみることにしました

山越えの道を、ゆっくり進んでおりますと

狐がいました

え!狐?始めは疑いましたが、やはり狐です

人生初の狐でした

 

さて神社には駐車場がありまして、車を停めます

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駐車場にも大きな木が

物凄い存在感のある木々が

神社境内まで続いています

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境内に向かう途中に橋がありまして

そこを流れる川が美しくて足が止まります

美しい緑の中を流れ来る水の流れ

美しい光景です

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大宮殿です

横の扉が開いていまして、自由に中に立ち入りが出来ました

私達も中へ進み、参拝させていただきました

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本殿です

本殿の裏と言いますか、後ろには森が広がり

大木が何本も立っています

しばらく境内を散策、ボーっと感じてみます

 

大木の根元に大きな穴があります

この木にも、あの木にも

樹洞と言うのでしょうか

その中を覗き込んで見ます

地面の上に出来た、大きな木の中の大きな穴

自然に包まれた、守られた空間

この中に抱かれていれば、平和を感じるでしょう(もちろん人間が入ることは出来ませんか)

 

この樹洞?空間を見ていますと

洞窟のように見えます

先程の阿弥陀ヶ滝の洞窟を思い出します

 

守られているようにも見える洞窟

外の世界とは遮断されているようにも感じる洞窟

動なる空間に対して、静を感じる洞窟の中

その対比が浮かびます

洞窟、樹洞が私に何を語っているのでしょう

そんなことを考えながら過ごすのも面白い時間になりました

 

帰り道、 正ヶ洞棚田が展望できるという看板が目に留まり

 寄り道してみました

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こうした風景を楽しむことも良いものです