前回に続いて、見るということについて。
ただそこにあるもの、そこにいるものを見ているだけなのに
人それぞれ、癖のようなものがあります
癖のようなもの
それは、心、感情、価値観などのフィルターです
前回の例えでは、
私は蜂について、怖い、逃げ出したい、蜂は人を襲うもの
というようなフィルターを通してみています
人によっては、
蜂は、こちらから刺激しなければ何もしないもの、そっとしておこう
と思う人は、恐怖に襲われることもないでしょう
少し視点を変えて、初めての人に会ったとき
つい、優しそうな人、怖そうな人、など表情や、しぐさで感じています
それも、正しいかどうか分からないことです
正しいかどうかも分からない自分のフィルターで
つい感じてしまうこと、思ってしまうことが
自分と、初めて出会う人の間に壁を作ってしまうかもしれません
私自身、色々なフィルターが、あることに気づきます
皆さんにも、何かしらのフィルターがあるのではないでしょうか
疑ってみても面白いです
自分の些細な癖、心にあるフィルターで
自分を苦しめているかもしれないのです
現実に、そこにあるものは、あるだけです
そこにいるものは、そこにいるだけです
起きていることは、起きているだけです
一つ一つの事柄に対して、心が大きく反応していると
心が、疲れてしまいます
フィルターに気づくことや、フィルターを減らしていく方法
それが、心を楽にすることにつながるかもしれません