心も体も生き生き元気に 

日々の出来事の中から、心と体が元気になるような記事を書いていきます

心と魂 ジュニアテニスから学んだこと

愛知県稲沢市気功師 りゅうおうです

 

テニス 勝ちにこだわる私

始めた当初、

たくましくなってくれることを期待していただけだったはずが

もっとできる、上手くなれる、勝つことも出来そうだ

どんどん熱く、結果にこだわりだしてしまいました

 

小学1年、小学生の大会にデビュー。10歳以下の試合にも出場

がんばれば、少し勝てそうなのです。

週に2,3日の練習は、いつしか、ほぼ毎日に

私も、休みの日には練習を見に行きました

それだけでは物足りず、近くのコートを手配して家族で練習

勝つことが目的のようになっていきました

 

実際、順調に勝つようになって行きました

二人の子供共に

10歳以下の大会で、次の12歳以下の大会でも

小学生のうちに、全国大会も多く経験しました

勝つことで、見える世界がある

勝つ人だけが知る世界がある

そこを見せてやりたい、勝つことで味わうことを味合わせてやりたい

もう勝つことだけでした

 

試合で負けた子供をそのまま練習コートに連れて行き

今日の悪かったところを練習させることも

「まだ練習するの?」

と言う子供に

「やらなければ、勝てないだろう」と一蹴したことも

そんなことで、いいはずがありません

しかし、当時の私は、目の前の試合のことしか見えないのでした。

 

無茶苦茶なやり方の歪は、すぐに現れます

中学では思うような結果が出なくなりました

加えて、体の不調が続き

勝つことがすべてなどとは言っていられなくなり

評判を聞いては医者に向かい、結果が出ないことを反省する日々

自分の間違いに気付き始めていきました

 

しかし、この頃はまだ、間違いの根本的な部分には至らず

私の話し方、伝え方、導き方に問題があると思っていました

コーチング、トレーニング理論、話し方聞き方などを学ぶ方向に行っていました

解決策は見つからず月日は流れます

 

本当の学び

 

ある時、私の言葉は何故届かないのか?ということを考えました

どんなに伝え方を考えても、言葉を変えても

聞き方を変えても、態度を変えても、届いていなかったのです

伝え方のテクニック、コーチングテクニックではない

もっと根本的な問題。それは、私の問題でした

 

私の話には、下心があったのです

子供たちをコントロールしようと言う思い

私の思い通りにしたいという思い

エゴがあったのです

変えなければならないのは、私の見た目や、口先ではなく

私の根本的な考え方、エゴの部分だったのです

 

自分を見直す

私の考え方、価値観、欲・・・・

普段の言動も、一つずつ紐解いていく作業でした

すると、良かれと思いやってきたことの多くが

私の心の上から湧き上がるエゴに満ちたものだったのでした

今では、こういったことに気付かせてくれた人、ご縁に感謝です