心も体も生き生き元気に 

日々の出来事の中から、心と体が元気になるような記事を書いていきます

比叡山延暦寺 元三大師堂(四季講堂)など

前回に続きまして、比叡山延暦寺です

東塔エリアから西塔へ向かいました

 

西塔では、常行堂・法華堂(にない堂)を通り

釈迦堂に参拝です

時間があれば、凛とした静かな空気感漂う浄土院もお勧めです

西塔エリアをあとに横川へ向かいます

 

私にとっては特別な場所、元三大師堂(四季講堂)に向かいます

こちらの空気感といいましょうか、佇まいが好きです

この日は、雪が多く残っておりました

 

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門を入り、お堂へ向かいます

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いつも静かな場所が、更に静かに感じます

小さなお堂ではありますが、大好きな場所です

 

この日は、3日

元三大師様が、お亡くなりになった3日と言うことで

午前中は、法要があり多くの参拝者がいらっしゃったようです

私が、参拝に訪れましたのは午後でしたので

いつもの静かなお堂でした

最後に横川中堂を参拝した頃には、閉山時間ぎりぎりになっておりました

 

今回の延暦寺において、聞かせて頂いた話を紹介したいと思います

 

四苦八苦について

四苦とは

生まれること、

老・年をとっていくこと、

病・やがては病気などになること

死・死が訪れること

八苦

愛別離苦・出会いには、やがて別れがあること

怨憎会苦・好きではない人とも会わなくてはならないこと

求不得苦・求めても得られないものがあること

五蘊盛苦・心、体も自分の思うようにならないこと

これらは、分かっていることでも

 

出会いには別れがあるからこそ、出会いを大切にしましょう

好きではない人かもしれませんが、その方が自分を広げてくれるかもしれないこと

求めても得られないかもしれませんが、求めていけば、現状今より下がることはない

 私にとっては、ありがたい解釈を教えていただきました

 

また、

お坊様

私からすると、職業(仕事の一種)のような感じですが

生き方ですとおっしゃっていました

 

人々が、手を合わせて拝む姿その美しさ

その人々は、何を拝んでいるのか。そこに何があるのか

仏教、お釈迦様の探求

悟りを求める毎日、修行すれどもたどり着かない領域

だからこそ求め修行する生き方

話をされる、そのお姿に美しささえ感じました

 

毎日が修行、私のような延暦寺を尋ね来るものに対し

仏教の教えに従って、説法することも修行なのでしょう

この比叡山という山の中に身を置くこと、身を置くことができていること

それも、仏教に集中できている要因であるともおっしゃっていました

比叡山に上がると、何かしらの特別な空気を感じるわけですが

お坊様方も、この空気の中に特別なものを感じておられるのでしょう

 

とても有意義な一日でした