滋賀県木之本にあります、木之本地蔵院です
まずは、こちらの建物で、お地蔵様を参拝いたします
続いて、裏側に回り
裏地蔵様を参拝します
裏地蔵様にお参りさせていただくとき
般若心経の中から一文字を用紙に書き、その文字と共に参拝します
こちらの建物の下には、戒壇めぐりがありまして
昼間でも本当に真っ暗です、壁に沿って手探りで進むしかありません
こちらのお地蔵様、とても大きな地蔵様です
参拝をさせていただいた後、いつものようにお庭を拝見します
お庭を眺めながら、しばらく座ります
風の音、参拝にいらっしゃる方たちの話し声
風に揺れる木や草たち、流れくる冷たい風
過去や、未来を思うことなく、今このときだけに心をとどめようとします
目で、体で、今このときこの瞬間を感じて行きます
体の中が、リフレッシュされていくまで、
何も考えることなく、それでいてスッキリしてくるまで
ただ、座り続けます
普段なかなかできない贅沢な時間です
私の前には、綺麗なお庭だけです。
そして、阿弥陀堂へ向かいます
こちらでも、心を落ち着けて
境内には、まだまだ雪がありました
この日もずいぶん寒いです
しかし、この寒さも、私をリフレッシュさせてくれました
この日、木之本地蔵さんを訪ねたのは
ただ静かに座る時間を持ちたくて、という理由です
どこかで、静かにゆっくり座る時間を持てないかと思ったときに
まっさきに、こちらが浮かびました
こちらを選んだという事は、好きなのでしょう
足が向く場所、向かない場所があります
私と、それぞれの神社仏閣との相性なのでしょうか
わかりませんが、出かけたくなる場所があります
ただゆっくり座ることは、家でも出来そうな事なのですが
何かが違います
空気感というのでしょうか、家とは違う心持になれます
眠ってしまうこともなく、しっかり座ることができました