心も体も生き生き元気に 

日々の出来事の中から、心と体が元気になるような記事を書いていきます

私という虚像

私が、私だと思っている私は、本当の私なのだろうか

生まれてから今日までに身につけてきたこと

考え方、物の捉え方、思い、価値観・・・・

それらは、本当の自分自身のものなのだろうか

 

生まれてから今日まで、さまざまな影響を受けてきました

親から、友人から、先生から、上司から・・・・

多くの人からの影響

目にした、触れた、聞こえた・・・

多くのものからの影響

 

やがて私は、理想の自分を想像し、その自分になろう

その自分であろうと、してきたのではないだろうか

そういった考えから、

考え方、物の捉え方、思い、価値観を、手放していこうとしてきました

人は皆、魂の存在であり、

生まれながらに与えられている、役割があると思っています

その役割を生きてみたい

それには、先ず、自分自身を見直してみようと言うことです

考え方、物の捉え方、思い、価値観を、手放していくことで

本来の魂の存在に近づくのではないだろうか

 

そのような取り組みが、また新たな、こうなりたい自分像を作ってはいないだろうか

私の役割はきっとこういうものだ、そうありたい

などの願望が心にあって

今までの私から変わろうとするのだけれど、

別の虚像をつくり上げているに過ぎないのではないだろうか

 

先回書いていた、手放すと言うことの難しさ

手放しているつもりが、別の自分になろうとしていたりして

手放しながら、同時に別のものを手に入れようとしている、つかもうとしている

結果、本当の自分が何者なのか訳が分からなくなっていきます

 

何者かになろうと思う必要な無いのでしょう

ああなりたい、こうなりたいと言うような自分を持たなくて良いのでしょう

なぜなら、私の魂は、私が何者なのかを知っているから

私の魂に従うことで良いのでしょう

きっとそうだ、と思いながらもまた、何物かになろうとしてしまう自分がいます