平等院鳳凰堂内部拝観を終えた後は
お庭を散歩します
池を挟んで見る、鳳凰堂。良いです
鳳凰堂が素晴らしいのはもちろんのこと
お庭の木々がどれも素晴らしく手入れがされています
美しい木々を見るのもまた素敵です
観音堂です
このお堂が、当時どういった場所だったのかわかりません
しかし、活気というのでしょうか
この場で人々が力強く生き生きしていた気がします
勉強の場だったのでしょうか
阿弥陀堂の正面に参りますと
先ほど近くで拝観させていただいた
阿弥陀様がなんとなく見えます
このうっすらと見えるお姿も良い物です
鳳翔館といいます、宝物館に入ります
中には、空中供養菩薩像が展示されています
実に近くで拝見できます
また、阿弥陀堂の壁面の再現がされています
来迎の場面が、素晴らしく表現されています
実に見ごたえのある素晴らしい展示です
死の後、この来迎のようなお迎えが
あるのではないかと思いました
実際死んだことはありませんが
そこには何らかの世界があり
何らかの導きがあるのだと思います
それが、菩薩様や、如来様の来迎であるかはわかりません
ただ、このような世界観があるのだと
知っていて、信じているのであれば
死というものに対しての感覚は変わるような気がします
なにが起きるか、わからないよりも
おぼろげながらでも、知っていることは
もしそれが、間違っているのだとしても
こうなるのだと、信じていることは
何かしらの、安心感になるのではないかと思います
わたしは、信じられる気がしました
この世界観が実際に起きるのではないかと
素晴らしい世界があるのだと
平等院鳳凰堂が光を放っているようです
お堂から光の線が天空へ延びているように映りました
太陽が傾き、お堂の上に来ますと
阿弥陀堂の上が極楽浄土の光のように見えました
鳳凰の間の大きな光
浄土がそこにあるようです
三度目の拝観になった今回
三度目の正直なのか
実に多くの学びがあったように感じました
ありがとうございました