京都五門跡巡りの最後、妙法院門跡
5/14五月会に行ってきました
妙法院を除いては、どちらも建物や、お庭の拝観が可能ですが
普段は公開されていない妙法院ということで
この五月会の無料公開に参拝させていただきました
妙法院門跡の門をくぐりまして、境内へ
先ずは、本堂へ向かいました
五月会ご奉納が行なわれていまして
散華(はなびら) 花びらのような用紙に名前と願いを書き
本堂、普賢堂に奉納する事ができました
係りの方に教えていただきながら
私達も、一枚ずつ頂き、名前・年齢・願い事を記入し本堂へ向かいました
本堂の入り口にて、僧侶からお清めの儀式をしていただきまして
体を清めて、本堂の中へと進みます
本堂内には、本尊の普賢菩薩像が美しいお姿でいらっしゃいまして
後壇には、元三大師像、五大明王像などが置かれています
また、建物の天井には、龍の絵が描かれており
その龍を目当てにいらっしゃる方も多いようでした
普賢菩薩様は、六本の牙を持つ像の上にお座りになられ
金色に輝く天蓋の下に居られます
菩薩様の近くで参らせていただいておりますと
平和というメッセージ?なのか
平和を願っていらっしゃるのか?
平和という言葉が伝わってくる感じがしました
音階公開されております拝観入り口
ここから、庫裏、書院、お庭などを拝観させていただきます
平日ではありますが、多くの拝観者が来ていらっしゃって
玄関に置かれた靴棚には、靴が溢れていました
靴を置き、庫裏の所では、説明をしてくださる方がいました
その後、順路に従い奥へと進みますと
手入れのされたお庭が現れました
素晴らしいとしか言いようの無い美しいお庭です
更に順路を進みますと、また別のお庭が現れます
目の前で、普賢菩薩像、不動明王像、千手観音像などを参拝する事ができました
護摩堂の隣には
阿弥陀三尊像が置かれる阿弥陀堂こちらは立ち入りは出来ませんが
阿弥陀三尊を離れた所からですが参拝できました
内仏殿と呼ばれていたと思います
この場所でも係りの方が説明をしてくださいました
さらに進んだ白書院でも、係りの方が説明をしてくださいます
お話を伺ってみますと
サークル、部活の方々だそうで
こうした催しごとにボランティアで参加されているそうです
美術の部活?サークル?ということで
京都の学校に来たのだから
京都の文化、その美しさに触れ、また、拝観者さんへ広める
そういった活動をされているようでした
白書院前のお庭です
これら、何箇所もあるお庭の手入れだけでも大変な事だと思います
普段は、若いお坊様方が維持管理されているとのことでした
文化施設を維持し、残していく事はご苦労なことだと思います
皆様ご苦労様です
ありがとうございました