心も体も生き生き元気に 

日々の出来事の中から、心と体が元気になるような記事を書いていきます

櫟野寺 三十三年に一度の大開帳

滋賀県甲賀 櫟野寺を拝観してきました

新聞の広告だったでしょうか

三十三年に一度の大開帳の文字が目に入りました

しばらくそのことを忘れていたのですが

 

先日手に取った旅行のチラシで再び

三十三年に一度の大開帳の文字を目にしました

忘れていたにもかかわらず

再び目に飛び込んできたことにご縁を感じました

ということで、櫟野寺へ出かけてみました

f:id:kikouryuuou:20181020104732j:plain

道路から一目で分ります

駐車場は広めにありました。それでも訪れている人は多く

数人のボランティアの方でしょうか駐車できる場所を

案内してくださいました。

f:id:kikouryuuou:20181020104934j:plain

参道には多くの石仏が並んでいました

f:id:kikouryuuou:20181020105044j:plain

見えております本堂の奥に宝物殿が建っていまして

靴のまま宝物殿に入って行きます

宝物殿に入りますと、すぐに立派な十一面観音がおられます

その手からは紐が伸びていまして

写真手前にあります参拝場所までつながっています

写真の場所で参拝する事で、十一面観音菩薩様と

縁がつながるようになっています

 

宝物殿には、秘仏の十一面観音だけではなく

国宝を含め十数体の仏像が安置されています

仏像が、博物館に並ぶように並んでいらっしゃいます

仏像を見ることがお好きな方には良いところでしょう

 

ご本尊の十一面観音様は、天台宗開祖である最澄様の作とのこと

一刀三礼という彫り方をされただそうです

一刀とは、一回彫ることです

三礼とは、三度拝むことですが

ただ拝むのではなく、額、両肘、両膝を地面につける

五体投地で行なわれたそうです

仏像完成まで、気の遠くなるような時間を要した事でしょう

 

仏像には、仏像を作ろうと思った人

仏像を彫った人

仏像を拝む人

皆さんの心が宿り、心のこもった仏様になるのだと思います

この十一面観音様は、まさに心のこもった仏様です

末永く大切にされていくと良いですね

 

私が伺った際には、お坊様がいらっしゃいまして

仏像の説明をしてくださっていました

三度ほど説明を聞かせていただきました

 

平日にもかかわらず多くの参拝者さんがいらっしゃって

とても活気がありました

お寺の回りでも、お店が出て

土日は大いに活気があることでしょう