大和三山巡りの始めは天香久山を明日香の地から眺めることでした
飛鳥時代、明日香に宮があったころ、天香久山を南から眺めていました
私も南から眺めてみた後、次の宮である藤原京へ向かいました
この地に移るまで天香久山を北に見ていました
藤原京からは、東にあり太陽が昇ってくる山となっています
太古の仏教が伝来する以前の信仰の形は、自然崇拝でした
太陽崇拝はとても重要なものだったはずです
この場所から眺めますととても近くに感じます
遠い昔、人々は特別な思いでこの山を眺めていたのかと思うと
とても神聖な山に見えてきます
西側に目をやりますと、畝傍山です
とても綺麗な形をしています。
また、とても近くに見えます
池と木々の奥に耳成山があります
藤原京に立ってみますと
周りは遠くの山々に囲まれています
山々に囲まれたこの平たんな場所に宮を置いた気持ちが
私なりに理解できるような気がしました