飛鳥時代、現在の明日香村に宮が置かれていました
天皇が変わると、宮も別の場所へ変わっていきます
亡き人の後、同じ場所を使うことは避けたのでしょう
天皇ごとに宮が移されることはなくなります
明日香の地に宮があったころ
その地に宮を作った理由は何だったのでしょう
藤原京の場所に宮を定めたのはなぜなのでしょう
そこには周囲の山(神奈備山)の存在があります
神奈備山とは、神の宿る山、神聖な山です
形の美しさはもとより川が流れ、稲作を行っていた頃の
恵みの水をもたらしてくれる山です
明日香村の水落遺跡から眺めてみました
また、山の上空に北極星を見ていたはずです
まさに、世界の中心的な神奈備山だったでしょう
私もこの場に立ち、この眺めを見てみました
飛鳥時代の人々が見ていたであろう眺めを
とても気持ちの良い時間です
当時の人々にとってとても重要な山だったことでしょう