今回は、橿原神宮がある側とは反対、山の西側に廻ってみました
西側から見る畝傍山の表情は別の山のようです
何故こちら側に来たかと言いますと
先ほど参拝させていただいた、耳成山口神社に続き
畝傍山口神社を参拝しようと思ったからです
山のふもとに神社があるはずですが場所がわかりません
駐車場が数台分あるはずなのですが、たどり着けません
ナビを確認しますと、神社へ向かう細い道がありました
車一台分、すれ違いなどできない道ですが、入っていきますと
神社にたどり着くことができました。ご縁がありました。
畝傍山口神社の拝殿です
駐車場からはとても近くて、階段を数段上がるだけです
参拝させていただき駐車場側に振り返りますと
二上山が見えていました
フタコブラクダの様に二つの山頂が見えています
春分の日、秋分の日には、この山の雄岳、雌岳の間に日が沈むそうです
飛鳥の時代には、日が沈む山=黄泉の国と考えられていたでしょう
朝、東の空から昇る太陽のかなたに、常世の国を思い
夕、西の空に沈む太陽のかなたに、黄泉の国を思う
そんな時代を思ってみます
大和三山巡りを終え、帰路につきます
帰り道の途中、三輪山が見えていました
神奈備山です
ふもとには纏向遺跡が広がります
古墳時代から、明日香に宮ができるまで
三輪山は太陽信仰のシンボルだったでしょう
今も大神神社はこの山をご神体とし、東に向かって参拝します
美しい山々を愛でた一日でした