休日、なんとなく奈良方面へ出掛け
さて、どこへ行こうか?そうだ、唐招提寺へ行ってみよう
思いつくまま参拝へ向かいました
到着してみますと、全く想像もしていなかった紅葉が美しいです
青い空と真っ赤なモミジ、その先には歴史的建造物。素敵です
先ずは、目の前の金堂へ向かいます
廬舎那仏、千手観音、薬師如来の三尊
過去未来そして現在
圧倒的なパワーを感じ、引き込まれます
大きなエネルギーで、問い掛けられている感じがします。
深く、大きく、包み込むような、優しさ
それでいて、厳しさを秘めた強い力はどこから来るのでしょう
仏像がただの像ではなく、どこかにつながっていて、
そのつながりが何かを訴えてくる。そんな感じを受けます
気づけば、私は、自分自身と向き合っていました。
私が今も考え続けていることに対して、
違った視点から見てみるように促されていきます。
主体的ではなく、客観的な視点が加えられていきます
当事者としての見方だけでなく、第三者として私を見ているような
不思議な感覚になっていくのです
以前も書いてみましたが、お寺という場所は、自分を見つめる場所だと
その思いを再確認しました
木漏れ日の美しい通路を通り、御廟へ向かいます
御廟へ向かう通路の両脇には苔が、美しく整備されていて
この先が特別な場所であると思わせてくれます
御廟と言えば、お墓なのですが、とても静かな空気感で、落ち着きます
私にとっては、不謹慎な言い方かもしれませんが、公園のような場所
癒しの空間です
思いもしない紅葉を楽しむこともでき、素晴らしい参拝となりました