この日は芳山、一佛堂で行われる月次護摩供に参加させていただきました。
開始時間には余裕を持って出かけ吉野を楽しみます。
先ずは、水分神社を参拝。続いて、展望台から吉野を眺めました
素晴らしい眺めで、今日ここへやってきて良かったと喜びが湧き上がります
金峯山寺を眺め、さあ参拝しよう、と気持ちが盛り上がります
正午頃に金峯山寺へ到着しました。
蔵王堂では、正午に祈りがささげられています。
この日は護摩が行われていました。
護摩が終わりますと、僧侶によるお話がありました。
祈るだけで叶うわけではありません。
祈りを神仏は受け止めてくださいますが、その後の行いを見ています
祈りを捧げた人が、その後どのような行いをしているか。
それを含めて、祈りなのだという内容だったと解釈しました。
また、願いをそっくりそのまま叶えて下さるのではなく
チャンスをくださる。
せっかくのチャンスを見逃さないように生かしていくことが
願いを叶えていくための要となる。
今日この時、この僧侶の言葉に触れたのも私にとってのチャンスです。
僧侶の言葉の中の何を私のものにしていくか、今後に生かしていくか
それが今後の私を変えていく。そう思います。
そんなところにチャンスはあるかわかりません。誰のどのような言葉なのか
身に起きるどんな些細な出来事も、出会いもチャンスである可能性があります。
ありがたさを感じながら、一佛堂の護摩へ出発
途中、吉水神社へ立ち寄りました
吉水神社から見る蔵王堂も素敵な眺めでした
本日の予定の中心である、一佛堂の護摩供
目の前で繰り広げられる護摩の炎。熱が伝わってきます
参加者皆さんで、お経を唱えながら行われていきます
私は、般若心経だけ一緒に唱えさせていただきましたが
一心に唱えておりますと、無心に近づいていた自分に気づきます
ただ必死にお経を唱えその一点に集中する。その経験も新鮮でした
この度は、参加させていただきありがとうございました。