初めての明日香村です
明日香村に行くことがあれば、行ってみたいと思っていた場所
まずは、飛鳥寺に向かいました
私の勝手な想像なのですが、
飛鳥寺は、日本で最初の仏教寺院であり、特別な場所であり、特別な雰囲気があり
建物も、大仏様も、ものすごい歴史を感じさせるところなのではないか
実際に訪れてみると、敷地は小さく、大仏様が置かれているお堂も
とても大きなお堂というわけではありません
しかし、こちらの大仏様の雰囲気は、初めて感じるものでした
まず、そのお顔の形
よくお寺で拝見する大仏様とは違います
ふくよかなお顔の大仏様が多いのですが、こちらは違います
そして、表情
スッと高いお鼻に、微笑を浮かべた口元
長い年月の間に付いた傷跡
今年1409歳になられるとのこと
1409歳になられる今も、当時と同じ場所に居られるそうです
お坊様が、参拝者が集まると解説をしてくださいっています
大仏様の作者について、当時は金が施されていたこと、
釈迦三尊像であったこと、大仏様には光背もあった事など
また、このお寺の創建当時のことについて
お話の最後には、お坊様が、参拝者と一緒にお祈りをされます
つい大仏様に見とれていて、解説を3度聞かせてもらいました
このお寺、大仏様の撮影も許可されていまして
皆様自由に写真撮影をされていました
創建当時の伽藍の様子の絵が飾ってあり
当時、瓦屋根など無かった時代に瓦葺の立派なお堂が並ぶ
立派なお寺だったことが分かりました
当時、朝鮮半島との交流を行なっていたこともわかります
蘇我氏の力が如何に偉大だったのかも分かります
その蘇我氏もやがては討たれてしまう。すごい時代です
多くの観光の方がそちらへも足を運んでいらっしゃいましたが
私達は、なんとなくそちらへは向かいませんでした
日本の仏教の始まりに思いを馳せ、権力の偉大さを感じると共に
都が移ると、この飛鳥寺も姿を変えていった無常を感じます
当時、首都として日本の中心だったはずのこの地
多くのものが、この地面の下に埋まっているのでしょう
今まで知らなかった歴史を少し学び、興味をそそられる日でした