次の連休は、どこへ出かけよう
せっかくの連休なので、一泊でも
頭に浮かんだのは、奈良市
そんな連想をしていまして
なんとなく浄瑠璃寺を検索してみました
毎月8日は、三重塔が開扉されるとありました
私の次の連休は8日、9日です
しかも奈良に向かうのは8日
道順からしても丁度良いのです
また、7月頃からは、阿弥陀如来像の修理が始まるそうで
9体阿弥陀如来像全てが揃っているのは残りわずか
これは、ご縁と思いまして、奈良市に決定
8日の始めは、浄瑠璃寺となりました
参拝は、今回が初めてでした
とても趣のある参道を通り、いざ境内へ
三重塔の開扉は、晴天時のみとありました
天気予報では、雨の予報も出ていまして
心配しておりましたが、開いていました
三重塔の堂内は、とても暗くて
うっすらと金箔が輝いている様子は分りますが
薬師如来像の全貌を見ることは出来ません
しかし、そのうっすらとそこにいらっしゃる姿が
ひっそりと見守っていらっしゃるようで
じつに良いものだと思いました
三重塔と、本堂の間には池がありまして
三重塔側からは、池を挟んで彼岸(浄土世界)を
見ているような感じでしょうか
池の周りをぐるりと巡って
本堂側へ移動してみる事にしました
池の周りはとても静かで、木々が美しく
もみじの葉は、池の湖面まで垂れ下がり
秋の紅葉の季節には素晴らしい景色になるのではないでしょうか
そんなことを思いながら廻っていきます
すると、どうにも気になる場所がありました
石の基礎だけが置かれていますので、
昔は、何かの建物があったと思われます
綱が貼ってありまして、中へ入ることは出来なくなっている場所
なんとなく惹きつけられる場所です
とりあえず手を合わせて、本堂へと向かいました
拝観料を払う受付の場所で、気になった場所について聞いてみますと
明治頃までは、神社があった場所だそうです
今現在のパンフレットには、鎮守跡となっています
なるほど気になったはずです
その場所では、多くの人々が祈りを捧げていたはずですから
いよいよ本堂内に入りまして
9体阿弥陀如来像と対面です
写真や、映像では見たことがありましたが
実物は初めてです
9対の阿弥陀如来を目の前にして何を感じるのでしょう