心も体も生き生き元気に 

日々の出来事の中から、心と体が元気になるような記事を書いていきます

阿弥陀ヶ滝に修行者を感じる

岐阜県郡上市白鳥、阿弥陀ヶ滝へ出かけました

地球が、自然が作り出した独特な地形

その地形、激しく滝つぼへと落ちる水の流れ

この阿弥陀ヶ滝という場所で、何を感じるのか楽しみです

 

阿弥陀ヶ滝まで車で向かいます

トイレの建物があり、そのあたりに車が停まっていました

更に奥へと進もうとしますと

タイ料理やさんがあり、その先は通行止め

トイレのあたりへ戻り駐車しました

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タイ料理屋さんの奥へ歩いていきますと

水の流れに沿って気持ちの良い風が流れています

そちらへ目をやりますと、写真のような木々の茂みが奥へと続いていました

 

この川の流れとは、別方向に

阿弥陀ヶ滝への入り口がありまして

平坦な道を5分で滝と書いてありました

なるほど、山の中にしては、平坦だと思います

整備された道を進みますと、阿弥陀様のお堂へ着きます

 

先ずは、阿弥陀様にご挨拶

そして、滝へと向かいます

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時刻は、昼の12時頃です

60mあるといわれる滝の白い線が見えてきます

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滝の真上辺りに太陽がありまして

滝の上部に日が当たっていました

滝つぼ周りには日は入らず暗いとまではいきませんが

影になり、飛び散る水しぶきと相まって

涼しさを感じます

 

滝のすぐ近くまで進むことが出来ます

滝のすぐ横には洞窟があります

晴れたこの日でも、洞窟の入り口には水が降っていて

洞窟の中と、こちら側を仕切っているように感じます

 

この洞窟が、どんな所なのか。

とりあえず入ってみます

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石が何段にも積まれている物がいくつもあり

拝み所のように感じます

この洞窟の中は、別世界です

 

その後、滝を見ながら、しばらく感じています

なんとなくですが

滝つぼで、また、その周りで厳しく修行されている

人々の姿を感じるような気がします

 

滝の横には、たぶん不動明王の石仏がありまして

修行者を見守るような感じを受けます

洞窟の中の雰囲気もありまして

修行の場、祈りの場、人々の思いが詰まっている感じがしました

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太陽の光が差し込んで

なんだか神秘的な一枚になりました

 

滝の荒々しさ

滝の下で修行する人々

洞窟で拝む人々

それらを、清らかに流していく水の流れ

 

滝つぼから流れていく水は、すぐに清らかな水となり

何も無かったかのような流れを見せます

自然の包容力と言いますか、自然の力はすごいです

 

この滝はどのようにして出来たのだろう

この地形はいかにして出来たのだろう

そんなことにまで思いを馳せてみるのも

楽しいものかもしれません

 

水しぶきを浴び、涼しい空気に包まれた

貴重な時間になりました

 

比叡山延暦寺西塔 浄土院へ

今回の比叡山延暦寺

○横川、元三大師堂にて御祈祷

○西塔、浄土院訪問

この二つが目的でした

二つのお堂を訪ねた後も時間が残れば

他のお堂、東塔へも行きたいものですが

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西塔の駐車場に車を駐車しまして

浄土院へ歩き出しますと

すぐに神聖な空気に包まれてきます

灯篭に囲まれた道の先には

最澄様が今も私達を見守っておられます

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最澄様、浄土院に参拝

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境内は、いつ訪れましても美しいです

それもそのはず。侍真さんや

浄土院をお手伝いされる若い僧侶さん達が

お手入れを欠かさないからです

 

毎日毎日繰り返される決まったスケジュールの中

このお堂が、美しく、凛としている

皆様のおかげで気持ちよく参拝させていただく事ができます

ありがとうございます

 

また、今回も多くのことを学ばせていただく事ができました

この今も尚、生き生きとした修行の場である延暦寺

感謝するばかりです

 この日は、浄土院、元三大師堂、元三大師御廟で1日終了

次回は、根本中堂にも参拝に行こうと思います

 

この時期の比叡山は、新緑が残り

もみじには花が、多く見られました

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標高が少しありますので、幾分か涼しいです

こうした気候の違いを味わう事が出来る事も

また良いものです

 

延暦寺からの帰り道

以前より気になっていました

近江ちゃんぽん、に挑戦

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一日分の野菜が取れるそうです

野菜を食べているうちにお腹は満たされ

完食する事はできませんでしたが

たまには、変わったものを食べてみるのも新鮮です

比叡山延暦寺横川 元三大師堂 御祈祷

比叡山延暦寺横川にあります元三大師堂

四季講堂と言うのが正式ですが

元三大師堂と呼ばれる事が一般的でしょうか

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元三大師と言えば、延暦寺中興の祖

また、おみくじの元祖で有名です

各地に元三大師を祭る仏閣は存在し、特に

関東地方では、元三大師信仰は知られている事かもしれません

 

数年前に、こちらのお堂で御祈祷をお願いしてから

毎年この時期に新たな御祈祷を申し込みに来ます1年間の御祈祷をして頂いておりまして

定期的にお札を送っていただいております

元三大師といえば、おみくじと言う事かもしれませんが

私の場合は、目の前に迫った重大な相談事と言う事ではないので

毎年御祈祷をしていただいています

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そして、時々このお堂を訪れ近況報告と言いますか

ご挨拶に伺います

 

御祈祷をし続けていることで

元三大師様に、ご縁を頂く事ができます

ご縁を頂く事で、守られているような気持ちになります守られていると感じることで

より充実した日々を過ごす事が出来ていると感じています

 

大きな力に包まれている感覚

抱かれている感覚でしょうか

この日も無事に、ご報告と新たな御祈祷の申し込みができました

 

元三大師堂を後にし、続いては

元三大師御廟へ向かいます

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比叡山の中でも静かで美しい空間の一つです

こちらでも、元三大師様にご挨拶をしまして

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戻っていこうとしましたら

大きな木が折れて倒れていました

石仏の上に倒れてきておりますが

石仏は無事でした

こうした場面でも、仏様のありがたさを感じます

守られています

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御廟の道中は、木々に囲まれた美しい道です

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苔が覆った木の根元が、とても美しく見えたり

何気ない景色が特別に見えたりします

この比叡山というと地は、心を綺麗にしてくださいます

ありがたい神聖な場所です

 

三十三間堂 拝観

妙法院の境外仏堂であります三十三間堂

妙法院を訪れた際には、こちらも拝観しようと思っておりまして

少し足を伸ばして、三十三間堂へ向かいました

 

修学旅行の方々、団体旅行の方々、その他

ものすごい数の人がいらっしゃっています

拝観受付にも人が並んでいます

ビックリするほど人がいます

 

こちらのお堂、さっきまでいた妙法院とはまるで違う雰囲気です

建物に入る前から、何と言うか圧力を感じます

靴を脱ぎ、いざお堂の中へ入りますと

ものすごい圧力に足が進まないような感じを受けます

 

多くの千手観音様が並んでいる

その数の多さに圧倒されていると言うのとは違うと思います

確かにその数の多さは圧巻ではありますが

多くの人によるコーラスを聞きに行って

そのコーラスの迫力が予想以上で、体に・心に響いた感じ

と言うのでしょうか、例えも上手くありませんが

この多くの仏像から放たれる、放射される何かといいますか

すごいパワーです

 

この仏像一体一体にこめられた想いとは何なのでしょう

一体一体に違った何かがあって

一同にこの場所に介しながらも、それぞれの想いがある

それぞれの想いが重なって大きな何かを発している?

よく分りませんが、独特な雰囲気の堂内です

 

三十三間堂を、写真では見ていたはずですが

来て見ると、想像を遥かに超える大きさ、すごさ

圧倒されてしまいます

 

妙法院のどこか上品なと言いますか、平和なと言いますか

静かに包み込む雰囲気とは、まったく違うものがここにあります

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ちなみに、車の駐車が可能で、参拝者は40分以内と書いてありました

車で拝観できるという場所は、意外とあるものですね

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妙法院門跡 五月会に参加しました

京都五門跡巡りの最後、妙法院門跡

5/14五月会に行ってきました

 

三千院門跡、青蓮院門跡、毘沙門堂門跡、曼殊院門跡

妙法院を除いては、どちらも建物や、お庭の拝観が可能ですが

普段は公開されていない妙法院ということで

この五月会の無料公開に参拝させていただきましたf:id:kikouryuuou:20180515092522j:plain

妙法院門跡の門をくぐりまして、境内へ

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先ずは、本堂へ向かいました

五月会ご奉納が行なわれていまして

散華(はなびら) 花びらのような用紙に名前と願いを書き

本堂、普賢堂に奉納する事ができました

係りの方に教えていただきながら

私達も、一枚ずつ頂き、名前・年齢・願い事を記入し本堂へ向かいました

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本堂の入り口にて、僧侶からお清めの儀式をしていただきまして

体を清めて、本堂の中へと進みます

 

本堂内には、本尊の普賢菩薩像が美しいお姿でいらっしゃいまして

後壇には、元三大師像、五大明王像などが置かれています

また、建物の天井には、龍の絵が描かれており

その龍を目当てにいらっしゃる方も多いようでした

 

普賢菩薩様は、六本の牙を持つ像の上にお座りになられ

金色に輝く天蓋の下に居られます

菩薩様の近くで参らせていただいておりますと

平和というメッセージ?なのか

平和を願っていらっしゃるのか?

平和という言葉が伝わってくる感じがしました

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音階公開されております拝観入り口

ここから、庫裏、書院、お庭などを拝観させていただきます

 

平日ではありますが、多くの拝観者が来ていらっしゃって

玄関に置かれた靴棚には、靴が溢れていました

靴を置き、庫裏の所では、説明をしてくださる方がいました

その後、順路に従い奥へと進みますと

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手入れのされたお庭が現れました

素晴らしいとしか言いようの無い美しいお庭です

 

更に順路を進みますと、また別のお庭が現れます

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不動明王像などが置かれる護摩堂へ入ることが出来まして

目の前で、普賢菩薩像、不動明王像、千手観音像などを参拝する事ができました

護摩堂の隣には

阿弥陀三尊像が置かれる阿弥陀堂こちらは立ち入りは出来ませんが

阿弥陀三尊を離れた所からですが参拝できました

 

内仏殿と呼ばれていたと思います

この場所でも係りの方が説明をしてくださいました

さらに進んだ白書院でも、係りの方が説明をしてくださいます

 

お話を伺ってみますと

サークル、部活の方々だそうで

こうした催しごとにボランティアで参加されているそうです

美術の部活?サークル?ということで

京都の学校に来たのだから

京都の文化、その美しさに触れ、また、拝観者さんへ広める

そういった活動をされているようでした

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白書院前のお庭です

 

これら、何箇所もあるお庭の手入れだけでも大変な事だと思います

普段は、若いお坊様方が維持管理されているとのことでした

文化施設を維持し、残していく事はご苦労なことだと思います

皆様ご苦労様です

 

ありがとうございました

 

 

 

なぜ、神社仏閣を巡っているのか

何故私は休日のたびに、神社仏閣を巡っているのか

神様仏様にどうしても叶えて欲しい事があるわけではありません

願い事をすることは、ほとんどありません 

景色や、建物に興味があるわけでもありません

歴史が好きなわけでもありません

御朱印を集める事もしません

 

そこに私自身を見つめる事が出来ること

神様、仏様と向き合うことが出来ること

神様、仏様の向こうにある何かを感じること

そんなところでしょうか

 

神社仏閣のもつ独特な空気感の中に自分を置くこと

それによって発見できる自分がある

普段感じることのない空気感がそこにはあります

それは、神社仏閣のそれぞれで違います

また、場所一つ一つ皆違います

その中でしか感じられないことがあると思っています

 

その場には、多くの人々が守ってきた歴史があります

その場所を、土地を、建物を、ご本尊を、ご神体を

多くの人が引き継いでいらっしゃった思いがあります

 

きっと遠い昔、誰かがその場所を選んだわけです

自然崇拝の場所であれば、そこにある自然に何かを感じた人たちがいる

そして、その場所を守り抜いてきた、崇拝し続けてきた

そこには、神が宿っているに違いありません

 

仏像は、石や、木かも知れません

しかし、その形を彫り上げた想いが入っています

現在に至るまで拝み続けた想いが入っています

もうただの石や木ではありません

そこに仏が宿っているに違いありません

 

その前に身を置くとき

私達は、神様、仏様と向き合っていると思うのです

神様、仏様は何かを伝えていらっしゃると思うのです

 

さらに、その奥向こうには

宇宙なのか、天界なのか、どんな世界なのかは分りませんが

人知を遥かに超えた世界があるような気がします

その世界を垣間見るような気がします

何かを醸し出しているように思えるのです

 

今日も神社仏閣へと足が向かう。そのわけは

やはり、導かれている

どうしてもその場へ行く必要があるのだと思います

どうしても、何時間も車を走らせてでもいかなければならない

いや、行きたいのです

 

私が今、何を学び、何を経験させていただいているのかは分りません

ただ、何かを伝えていただいていて

何かを得ています

それは、そこへ行かなければ得られなかったことなのです

 

来週もまた仏閣へ向かう予定が組まれています

まだまだ、神社仏閣へ行く必要があるようです

次は、何を知る事になるのか、どんなご縁があるのか

どんなメッセージを授かるのか

今は、それを楽しんでいます

 

神様がいる。仏様がいる

そこへ出向き何かの導きを頂く、ご縁を頂く

ありがたいことです

 

 

門跡寺院めぐり 滋賀院門跡での静かな時間

京都五門跡めぐりの途中です

今回は、京都ではありませんが、滋賀院門跡を参拝しました

比叡山の麓、坂本

こちらには、延暦寺の僧侶が暮らしている

お寺が数多くあります

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滋賀院のこちらの門を、車で入っていきます数台車を置くスペースがあります

こちらは、駐車場と言う事ではないらしいですが

空いていれば、私のような拝観者も駐車可能なようです

このときは、ちょうど空きがありまして、駐車できました

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拝観入り口です

ここから先、建物の中は、お庭も含めて写真撮影できませんでした

 

京都にある門跡寺院に比べれば、広くはありません

庭園も広大なものではありません

それでも、私にとっては、心落ち着く静かな素晴らしい場所でした

 

内仏殿には、ご本尊の薬師如来不動明王がいらっしゃいまして

広々とした部屋に一人

ゆっくりと仏像と、また、自分自身と向き合う時間を持つことが出来ました

このあと慈眼堂(天海大僧正を祭る廟所)へ向かいました

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もみじの新緑が眩しく

また、苔が素晴らしく整備された場所でした

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西に傾いた日を浴びた葉が輝いていました

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滋賀院門跡を本日参拝する事ができ

京都五門跡巡りも残すは妙法院だけとなりました

来週は、いよいよ最後に残った妙法院を参拝します

楽しみです