魂という言葉をよく使います
魂とは何か、どこかに存在するものなのか、目に見えるものなのか
私自身、見たことはありませんし、ここに存在しているとも言えません
魂とは、一体何か
実体は無いもの
目で見ることも触れることも出来ないもの
だけど、私達の奥底にあるもの
奥底を流れていくもの
持って生まれ、ずっと私達の中に流れていて
死後も続くもの
そんな感じでしょうか
生まれたとき、赤ちゃんのときには感じていたかもしれません
言葉を覚え、言葉を話し
いろいろなことを知り、学び
考え、思考をめぐらせ
そういったもので覆っていく感じでしょうか
野球ボールにたとえるなら
魂という核になる部分が、コルク
その上に、幾重にも糸を巻いていくように
学んだこと、知ったことを重ねていく
最終的には白いボールになるように
見せ掛けの自分をつくっている
パッと見ただけでは、白いボールでしかないのですが
表面の皮を取ると、別なものがたくさん詰まっていて
それを一巻き一巻き取って行くと心材に行き着く
同じように、学んだこと知ったこと、それによってつくってきた自分というもの
それを少しずつ少しずつ取っていく(無くして行く)と、
あるように感じるものではないかと思っています