今年一年を振り返るような時期になりました
と言いながら、まだまだバタバタしているのですが
伺えるうちにと思い神社へ出かけました
神社という場所が美しくて、心を洗ってくれる場所だと
私に印象付けて下さったのは、この場所です
始めて参拝させていただいたときは、
霧雨が降る午後、とても静かな時間でした
正面から門をくぐりましたら
目の前には、薄い霧の中に浮かぶ美しい拝殿が
造形の美しさだけではない
神々しさと言うのでしょうか
とても心を惹かれる美しさでした
あれから何年が過ぎるのでしょう
今も変わらず美しさに見とれてしまいます
拝殿の姿は変わりませんが、
境内の様子は、少しずつ変わっていまして
拝殿奥の森の様子、社の場所など
変化を感じます
この日もいつものように拝殿をすませ
森の中に身を置きました
森の木々が随分減ったことを感じました
そのおかげか、光が差し込み
木々の葉がキラキラと輝いていました
見慣れた光景も違って見えました
境内を歩いておりますと
神職さんが居られました
せっかくなので、話しかけてみました
奥の森の様子や、社の位置が変わってますか?
と尋ねますと
やはり、整備をなさっているようです
森の中は、本来の木々の間に生えてくる木々が
栄養を奪っていくようで、伐採しているそうです
また、参道に倒れてきそうな木々についても
危険防止の観点から伐採しているそうで
随分森の様子が変わったと感じるはずです
いつ伺いましても美しい境内ですね
と申しましたところ
日本でも何本の指に入る美しい社だと
おっしゃっていらっしゃいました
私も、納得できます。美しいです
現在の拝殿、本殿などは、昭和8年のものだそうです
屋根は、葺き替えも行なわれたそうで
まったくそういったことを知らないで参拝していましたので
勉強させていただきました
そういえば、何度も多賀大社を参拝させていただきますが
長々とお話を伺うのは、
今回が初めてのような気がします
素敵なご縁を頂きありがとうございました