心も体も生き生き元気に 

日々の出来事の中から、心と体が元気になるような記事を書いていきます

2022年初、延暦寺は光に包まれていました

今年初めての延暦寺は所により雪が積もっていました

先ず訪れました浄土院は、真っ白

参拝者が通るために通路の雪は除雪して下さっていました

真っ白な雪景色の浄土院も趣がありました

静寂の中、寒さの中、集中力が上がる参拝となりました

 

いつもとは違う雰囲気は、人を特別な気持ちにさせてくれます

真っ白な景色の中での参拝は、心まで白くさせてくれるように感じます

謙虚に御大師様と向き合えたのではないかと思います

 

横川に移動し、元三大師堂を参拝

こちらも雪が残り、参拝者様はいつもよりも少なく静かでした

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その後、いつものように御廟へ向かいます。

元三大師堂から御廟への道には雪は無く

少しの場所の違いなのに雪が多い箇所と

まったく残っていない箇所があることが不思議でした。

 

射し込む光がとても美しく、何度も足を止めて光を観ていました

林道の木々が、光を浴びて美しく輝いて見えました

その木々の真っすぐで、大きく、凛とした姿に

私は、無我を感じていました

 

「木に無を感じる」と言う私に対し

妻は、「木もエネルギーを出しているよ、周波数を出しているのよ」

確かに。

生きている木々はそのエネルギーを持っているでしょう。

 

私が感じていたのは

私のような我欲がなく、ただあるがままにそこに立っている

あるがままにただ生き続けている。無欲さだったのだと思います

 

立派な木々、そこまで成長した生命力、生き続けるエネルギー

これらの木々も何かを発し続けているに違いありません

魂があり、何かを話してくれているのかもしれません

 

木々が育っていることで、森は豊かであり、生命力を感じるのでしょう

その生き生きとした中に包まれ、人は安らぎを感じ森林浴をするのでしょう

 

木々が、あるがままだから

自然の姿そのままだから

私たちは安らぎを覚えるのではないだろうか

 

何の欲もなく、何かを欲しがるのでもなく

あるがままに、あり続けている

その姿に共感する時、安らぐのではないだろうか

光に包まれた森の中で、そんなことを思っていました

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展望台では、冬の澄んだ空の元、雪をかぶった遠くの山まで

美しく見えていました