心も体も生き生き元気に 

日々の出来事の中から、心と体が元気になるような記事を書いていきます

キトラ古墳 壁画の公開を見てきました

今回の奈良観光の目的地の一つ

キトラ古墳壁画公開

以前この地を訪れた際には

駐車場が満車で近寄る事ができませんでした

 

今回、キトラ古墳を検索していますと

壁画の公開の期間中です

では、行ってみようと思いまして

予約を入れておきました

 

まったく知らなかったのですが

壁画は、古墳の中から取り出されていて

別の場所に保管されているようです

今回の公開が東の壁となっていたことに納得です

 

私は、古墳の中に入って見ることが出来るのだと思っていました

そうではなくて、保管されている壁面の内の一つを

今回見せていただけると言うことでした

f:id:kikouryuuou:20180610155112j:plain

四神の館

この建物の中で、壁画の保管と管理が行なわれているそうです

 

到着しますと、何人もの係りの方がいらっしゃって

とても丁寧に案内してくださいます

予定時間よりも早く到着しましたので

先に展示室を見て廻りました

 

この古墳が発見され

更に壁画が発見されたときの様子

この貴重な壁画が、そのときには崩壊寸前だったこと

この壁画を残して行こうと保存に当たった方々の思い

そうしたものを始めて知ることが出来ました

 

やがて、時間となり壁画の展示室へ向かいますと

この時間、入場するのは、私たち2名のみ

私達の貸しきり状態でした

ガードマンさんが2名いらっしゃいましたので

マンツーマンで監視されている(笑)

 

東壁面には、青龍と、十二支のうちの3つが描かれているそうですが

現在確認できるのは、

青龍の一部分と、寅が、うっすらとでしたが

先程展示室で苦労を色々見てきていましたので

良くぞこの状態で保管できたものだと感心しました

 

私には、東西南北の壁面に描かれたものが

何を意味しているのか良く分っていないのですが

天井に描かれた、沢山の星

その天文図に魅力を感じています

古代、夜空を見て人々は何を思っていたのでしょう

 

死後のこの石室の中にこの天文を描く

その事によって、宇宙の中心に死者を置く

当時の宇宙観、やはり夜空は特別ですね

 

四神の館をでて、外からキトラ古墳の全貌を見て

キトラ古墳を後にしました

保護にあたっていらっしゃる方々

この施設を運営してくださる方々

しかも、無料です

ありがとうございます