先日、誕生日を迎えました
毎年、毎年、年に一度この日はやってきます
当たり前のことと言われるかもしれません
若い頃は、
誕生日プレゼントに何か買ってもらえるだろうか
いつもと違う食事だろうか。ケーキはあるだろうか
など、想像したものです
実際には、真夏の誕生日にケーキはなく
食事は、いつもより少しおかずが増える程度
誕生日のプレゼントなどなかったような気がします
年を重ねるごとに
また一つ年を取るのか
何を今までしてきたのだろう
これということなく、また一つ年だけを重ねてしまう
など、焦りのような感情を持ちました
誕生日を祝ってもらえるだろうか
プレゼントは用意されているだろうか
ケーキはあるだろうか
何歳になっても欲ばかりだったように思います
ここ数年、私の気持ちにもやっと変化が表れてきました
年に一度の誕生日くらい、多少わがままでもいいように思ってきましたが
少しずつ我欲から離れることができたようです
この年まで無事に過ごさせていただいたことが
どれだけ奇跡のようなことなのか
無事に誕生日を迎えられることがどれだけ難しいことか
有難さが身に染みるようになりました。
まさに、有り難しです
そんな思いに変わってこれたのも
毎年祝ってくれる家族の存在のありがたさが
身に染みるようになったからでしょう。
また、優しいメッセージをくださる方の支えもあります
優しい言葉が私をどんどん変えて行ってくれます
年を重ね、思考は変化し、お付き合いする人々も変化し
人々がまた私を変えていってくださいます
今年もまた無事に誕生日を迎えることができた
有難さに感謝し
これからの一年をより良い年にしよう
抱負を掲げ
祝ってくれた皆さんに感謝しながら
生きていきたいと思います
