大阪のザシンフォニーホールで行われました
ピアノ、横山幸雄さんによる
オールラフマニノフのコンサートへ出かけてみました
わざわざ愛知から大阪まで移動しても鑑賞したい理由は
ピアノ協奏曲2番
パガニーニの主題による狂詩曲
ピアノ協奏曲3番
すべてラフマニノフの協奏曲だったからです
CDで鑑賞してはいるものの
やはり目の前での演奏とは違います
生のオーケストラとピアノの演奏は楽しみです
横山さんがどんな演奏をしてくれるのか
それももちろん楽しみです
横山さんと指揮者の梅田さんがステージに登場しますと
さっそく2番が始まりました。心の準備が間に合わず・・・
それでも気を取り直し、しっかりと曲に集中します。
やはり目の前で行われる演奏はすべての音がクリヤーで美しいです
私の持つオーディオから流れる音ではぼやけてしまうような音も
クリヤーでシャープに聞こえ嬉しくなります。
こんな音が入っていたのか、ここではこの楽器が演奏されていたのか
など、にわかクラシックファンの私は発見の連続です
CDなどでは何度も聞きなれた2番の演奏が終わりますと
まだ、聞きなれないパガニーニの主題による狂詩曲です
途中ピアノだけの演奏部分になりますと
しっとりと何とも言えない美しさに心を奪われました
曲の持つ素晴らしさと、やはり演奏者の表現力なのでしょう
とても素敵でした
最後にピアノ協奏曲3番、一番楽しみにしていた曲です
第三楽章の最後、解放されていくと言いますか
明るく希望に満ちていくような最後の部分で
ジワーっと涙が溢れ出しそうになりました
ああ、もう終わってしまうのか
もっと聞きたい。感動していたいと思いながら
素敵な時間は過ぎていきました
当たり前のことかもしれませんが
これらの曲をまとめ上げていく指揮者の力
日本センチュリー交響楽団の皆さんの力
ピアニストの力
すべてが溶け合い、まとまり、美しい一つの曲を奏でる
音楽家の皆様の力に感動いたしました