神社仏閣巡りが好きな私に、教林坊というお寺を紹介いただきました。
ご紹介いただいたのは何かのご縁。さっそく出掛けてみました。
駐車場に車を停めて、石段を登りますと、すぐに緑に覆われ鳥の鳴き声が響き、
水の流れる音がして、どこかの森の中にいるように感じます。
山門をくぐると時代は遥か昔へタイムスリップしたかのようです。
受付では、優しく向かい入れて頂き、気持ちよく境内を散策させて頂きました。
どういった方が、どのように迎え入れて下さるか。
それによって気分は変わるものです。ありがたい気持ちにさせて頂きました。
境内では、小さな歯のモミジ、大きな葉のモミジが生い茂り、美しい若葉の
みずみずしい黄緑色が眩しく見えます。
太陽の光を透かし、緑色の美しい光に包まれた境内。
足元には苔がしっかりと生き生きと覆い、緑一色の世界に入れます
本堂では観音様が祀られており、しばらくの時間をその前で過ごさせて頂きました
ふと目をやりますと、そこに一枚の「荒れ寺復興録」が置かれていました。
B4用紙一枚に週刊仏教タイムスに連載された、荒れ寺復興全10話がありました。
天台宗務庁で、天台ジャーナルなどを手掛けていらした住職だけあって、
上手な文章に引き込まれ、読み進めていました。
このような美しい境内を持つお寺が、無人の荒れ寺だったとは驚きです
復興に燃える御住職の心持に私の心も動かされます
ぜひ、御住職にあってみたいと思い。受付にいらした女性に聞いてみますと
この日は、教林坊別院にいらっしゃるとのことでした。
早速、別院へ向かうことにしました。
別院の入り口、受付に御住職はいらっしゃいました。
早速手に荒れ寺復興録を片手に話しかけさせて頂きました
その別院と言われる場所も、荒れていた建物だったそうです。
何かに心動かされ、心の赴くままに進む。簡単なことではありません。
自分の進むべき道だと気づき、ただそこへと進む御住職に刺激を受け
楽しい一日となりました。
ありがとうございました