この日は朝から多度大社を参拝しました
朝は、職員様、神職様、皆さんで境内を掃除されています
そのお姿が美しく、奇麗に掃き清められていく境内が気持ちよく
その時間に参拝に出掛けます
多度大社は、本殿の横を小川が流れ、奥には森が広がっています
この日は雨が降ったりやんだりの天気でした
草や木から、水が一滴一滴と落ちていました
水の一滴、一滴。その一滴を比べたならすべて違います
けれど、それらが、水たまりとなり、流れていくとき
どの一滴だったのか、見分けなどつかず、すべて同じ水です
森の木々。高い木、低い木、やせた木、太い木。すべて違います
そのすべてが森を作り、どの木が優れているかなどありません
どの木も必要で、どの木も存在しているからこの森は美しいです
そうした自然と同様に私たちも、一人一人違いますが
皆同じ人間で、すべての人がいて、成り立っています
私は私なりに、他の人もその人なりに
皆、違うけれど
この世界を生きている同じ人間です
木々は、大地に根を張っていますが、この土は私のものだと主張しません
すべてが、地球の恵みをいただきながら成長していきます
早く枯れていく木があります
長い期間成長し続けていく木があります
どちらの木が優れているなどなく、すべてが役割を果たしています
そして、この森が保たれていきます
そんなことに気づかせていただいた、多度でした