この日は、滋賀県木之本までお蕎麦を食べに出掛けました
なんとなくその店が好き、なんとなく雰囲気が好き
お蕎麦も好き、このお店ですと普段は食べない天ぷらも食べられます
今日の昼ご飯は、久しぶりに天ざるを食べようとワクワクしながら
車を走らせていますと、一枚の看板が目に留まりました
彼岸花、10万本
これもまた、なんとなく気になります
お蕎麦と天ぷらをいただき、お腹を一杯にしてからは
少し琵琶湖沿いを走ります
道の駅に立ち寄りますと、栗が出ていました
秋の味覚を購入し、お野菜をあれこれと買い求め
琵琶湖を少し眺めて
彼岸花10万本の看板に沿って進みました
道の両脇に彼岸花が咲き美しい光景がありました
緑と花の赤。すぐそこには山があり、川の流れる音がして
とても癒される場所です。
[どこから来たの、遠くから?」
地元の方に声をかけて頂きました。
「愛知県からです」
「愛知なら、半田の彼岸花があるじゃない」
確かに半田の彼岸花は見事です
しかし、車の駐車が大変ですし、人も多くて混み合います
「周囲の山々、川の流れる音、良い所ですね」
ともうしますと、
このあたりも若い人がどんどん出ていって、空き家や
お年寄りだけの家が多いとのことでした
都市部へ人が出ていく、私の住む町も同じようなことが言えます
田舎暮らしに憧れはあっても、
虫や、蛇などと共存していられるか、冬の雪に耐えられるか
実際に暮らすとなりますと
彼岸花を見て美しいと思っているようにはいかないでしょう
それでも魅力的な場所であることは確かです