毎月のように訪ねているお寺
この日もいつものように訪ね、いつものように僧侶とお話
「先日こんなことがありまして」などと近況報告から始まり
時に笑い話をし、時に仏教の話が入り、楽しい時間を過ごしました。
この日、一番に心に残っているのは
好きなことをしていることが、人の役に立っている。という僧侶の言葉
歌を歌うのが好きな人は歌ったらいいですし・・・
確かにそうです。
人の役に立つにはどうしたら良いだろう。
人の役に立つには何をすると良いだろう。
仕事であれば、どんな仕事が人の役に立つのか。
そんなことを考えていた自分にとって心に刺さりました。
確かに、歌が好きな人が歌を歌う。それを聞いて私が感動したなら
その歌声は、人の役に大いに役立っています。
その人はただ、歌いたいから歌っていた、歌うのが好きだから歌った
その一途な気持ちは必ず人に届きます。
どんな仕事であっても、必ず誰かの役に立っている
私が思う人の役に立つとは、奢りだったのではないか
何かをしてあげる。
そこには、どこか人より高い所から見ている感じがあります。
歌を歌うのが好きな人は歌えばいい。
自分の好きなことをする。それが人の役に立つ
人の役に立つために何をするかではなく、
自分のできることをしていると結果役に立っている。
その人の歌に心を動かされる人がいるなら、それで十分役に立っている
何か特別なことでなければ人の役には立たないのではなく、
どんなことも人の役に立つ
確かにその通りです。勘違いしてきた自分に気づかされました
いつもより透明感のある景色を見ながら、
私の心も晴れたように感じるのでした